戦後バラバラだった細かい土地を買い上げてまとめると商業施設などが建てられ、何倍もの価値になるため、土地の買い漁り、さらには売り渡さない地主には、地上げという形で、強制的に土地を奪い取る手法が一大ブームでした。
土地自体の値段よりはるかに高い現金をチラつかせてまずは交渉。うまく買い取って近隣とまとめれば、それでも何倍も利益が出ていました。
お金で転ばない場合、家を事故に見せかけてつぶすのは当たり前。
家主・地主があまりゴネる場合、こっそり始末。当時はお金のある側が正義で、無政府状態だったため、お金のためなら何をしても許される時代でした。
ITもなく、紙で情報管理してたレベルなので、他人の土地の権利者の書き換えや、土地の権利書強奪など日常茶飯事。